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デザインと仕様とコストのアンバランス

9/8(土) 台風一過で快晴!!

[今朝の血圧 132mmHg/84mmHg...基準内ですが、昨夜はナント!!]
(昨夜の血圧 115mmHg/72mmHg...この差はナンダ!!)

(昨日)
思うところがありまして、二友会「アトリエいしくら」の石倉くんに電話をして、
しばし熱く語り合いました。

最初はちょっとした疑問の質問でした。
依頼されたサンプルのパターン&仕様のチェックに、一体どれくらい時間を
かけているのか...という疑問でした。
縫製工場では、「縫製部門が直接経費」「裁断などのその他部門が間接経費」
と括られて、その[直間比]が僅かな利益を生み出す指標となっています。
パターン&仕様のチェックは間接経費に括られてしまいますが、弊社の現状では、
多くの新規のお客様からの依頼を抱えて、多種多様なパターン&縫製仕様書に
まず最初に直面します。
そのパターンの精度、縫製仕様書の記載不備をチェック・確認をして
その多種多様なルールを、社内仕様に変換して「完全な設計図」を作る事が、
一番重要な仕事になります。
ルール付けしていないまま、その先の工程に流しますと必ずトラブル・遅延が
発生します。
量産進行とは別に、1日何型もサンプル対応をしていますとこのトラブル・遅延が
作業の中断という問題に発生します。

「パターンにミス、仕様に不備があったからこうなりました」で作り上げたら...
これは素人の仕事です。
作成前に問題点を抽出>連絡>解決しておくのが「プロの仕事」です。
そういう自負の上に作成していますので、弊社の場合は必然的に作成コストが
アップします。これは必然です。
このコストを抑える為には、精度の高いパターンと、不備のない縫製仕様書を
準備して下さい。そうすればコストも抑えられますし、作成もスムースに進行します。

ご理解下さい。

(続けて現状の話)
☆7~8年前に、太番手のステッチワークが流行り始めました。
その当時はその工数アップに四苦八苦し、なんとかクリアしてきましたが、
今では当たり前のように各所にステッチが入ります。
しかも番手も上がりまして、5,8番手となり中には刺繍糸,0番手なんていう
超太番手使用も出てきました。
それでもクリアします。

☆特殊ステッチ、刺繍加工が増えてきました。お蔭様で弊社(及び協力工場)には
それに対応する設備が整っていますので、これもクリアします。

☆難素材も年々増加してきました。芯地メーカーさんも対応に苦慮しているほどです。
弊社内における生地試験とノウハウで、なんとかクリアします。

☆デザインも多様化しました。複雑になればなるほど工程数も増加し、
デザインを理解をするのにも時間を要すようになりました。
これに関しては、スタッフのレベル&スキルアップのために実施した
「セル生産方式」で対応、なんとかクリアしてきています。

☆年々生産ロットが減少してきました。プレタポルテにおきましては、
いまや3ケタのロットは珍しいご時世です。
ロットが少なくなれば当然効率も悪化します。
これに関しても、「セル生産及びその進化形方式」でなんとかクリアしています。

★1年の中での、繁忙期の山はなだらかになり、さらに終わりだけ急激に高く、
端境期は谷の幅が広く、そして深く深くなってきます。
端境期には損益分岐点を下回る生産を余儀なくされます。
これはクリアできません!。

★★以上のような生産環境悪化の中、コストはダウンする(させられる)一方です。
これはある限界点を越えると絶対にクリアできません!!。


縫製加工業は、機械自動化されることなく、いまだに人手に頼っています。
デザイン&仕様の変化をコンピューターにプログラムして縫えるようであれば、
国内でも安い服は作る事が可能です。
しかし、そのデザイン&仕様の変化に対応しているのは「人」なのです。
しかもその「人」は、瞬時にパターンの向こう側にあるデザインをイメージングできる
「職人=人財」なのです。


ある縫製工場の重鎮が言っていました。
「モノを作る時は、必ず見積もりを出すもんだ。
はなっから加工賃を決めつけられるのは縫製業だけだ」と。

ご理解下さい。
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ブログスタート4周年目で
心機一転!
こちらで[第二章]が
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